リンクリはウルパラ派

面白いカードを最大限活かして戦うことをコンセプトに、日々デッキを練り続ける遊戯王のデッキ紹介ブログ(?)。 いうたら自己満。

【無限】インセクトクリボー【リンクリ】

GW最終日の夜中にやっとデッキの再編しました、真っ赤ーさーです。

4月の制限改訂であろうことかレダメが死に、私の主力デッキも1つ使い物にならなくなってからひと月、やっと重い腰をあげて再構築しました。 そのデッキをブログにあげていなかったのはそれが理由。ガンドラ許すまじ

今回の「インセクトクリボー」は、自分が1年くらい前から使い続けている、言わば自分の主力デッキの中じゃ最古参のデッキです。故に自信作です。ハードル上げんな

さて、今回のコンセプトは

f:id:makkanahito:20190507143538j:image

f:id:makkanahito:20190508112209j:image

究極変異態・インセクト女王」+「強制終了です。

インセクト女王で沸き続けるトークンをリンクリに変換、そのリンクリを「強制終了」で墓地に送り、バトルフェイズ自体を終了してしまおう、ということです。

インセクト女王は自分・相手ターンにトークンを生み出すため、相手ターン毎に「強制終了」を発動しても結局トークンは増え続け、トークンが増えると女王とトークンは耐性を得続けられる相互作用があります。

しかしながら強制終了は永続罠というサポートに全く恵まれていないカードなので、他にも戦闘補助のカードを入れることにより、強制終了は引ければ強いカード、と割り切っています。コンセプトとは

戦闘補助さえしてしまえば、インセクト女王はほぼ除去されません。というわけで、如何に少ない枚数でインセクト女王を出力するか、をメインにしています。

 

インセクト女王は幸いにも昆虫族ですので、サポートはかなり豊富です。その中でも「孵化」は、1枚でデッキから女王をリクルート出来るため、これを利用しない手段はないだろう、と考えました。孵化のリリース要員として、召喚権も使わずにSS出来て、なおかつサーチが豊富で、リリースされた時に効果を発動できるそんなカードなんて、、、

f:id:makkanahito:20190508114218j:image

ありました。いつもの

聖刻展開(後述)を利用すれば手札に来た女王やダブったトフェニもしっかり利用出来るため、聖刻+孵化の並びを採用しました。

他にも、女王だけでなく聖刻にも直接アクセスでき、除去も兼ねられるHANZOを採用し、少ない枚数で女王を並べることが出来ます。

手札からのSS手段として、スカルデットの他に寄生虫パラノイドを採用しました。SSの他にも、フリチェでモンスターを昆虫族に変更できるので、自分のモンスターに耐性を付与したり、相手に装備して昆虫に攻撃出来なくしたりと用途は様々。流石に女王のサポートカードなだけありますね。相方の超進化の繭は場面が限られすぎた+出せる昆虫が女王3枚のみのため今回は不採用です。

 

また、リンクリや女王、HANZO+変化の術などリリースすることが多々あったり、超変化で直接持ってこれるディアボロを採用し、高打点でビートする形をとりました。

 

この辺でデッキレシピをば。

 

【モンスター】22
ガード・オブ・フレムベル ×1
妖醒龍ラルバウール ×1
寄生虫パラノイド ×2
忍者マスター HANZO ×3
ジュラゲド ×2
聖刻龍-トフェニドラゴン ×3
聖刻龍-シユウドラゴン ×1
ラブラドライドラゴン ×1
魔帝アングマール ×1
究極変異態・インセクト女王 ×3
亡龍の戦慄-デストルドー ×1
嵐征竜-テンペスト ×1
闇黒の魔王ディアボロス ×1
真竜機兵ダースメタトロン ×1
【魔法】12
孵化 ×3
召集の聖刻印 ×3
増援 ×1
竜の渓谷 ×1
ハーフ・シャット ×2
熱き決闘者たち ×2
【罠】6
強制終了 ×3
忍法 超変化の術 ×1
忍法 変化の術 ×2
【エクストラ】15
サイバース・クアンタム・ドラゴン ×1
月華竜 ブラック・ローズ ×1
クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン ×1
聖刻龍王-アトゥムス ×1
交血鬼-ヴァンパイア・シェリダン ×1
フォトンストリーク・バウンサー ×1
No.11 ビッグ・アイ ×1
リンクリボー ×2
トロイメア・フェニックス ×1
ドラグニティナイト-ロムルス ×1
アークロード・パラディオン ×1
混沌の戦士 カオス・ソルジャー ×1
鎖龍蛇-スカルデット ×1
リンクメイル・デーモン ×1

 

ガフレラブラドライはそれぞれリンクリになる、ランク6に繋げる本来の役割の他に7シンクロ体を出しやすい利点から選出しました。前者はトフェニリリースレベル6召喚して7シンクロに、後者はトークンが2体以上存在するときにトークンリリースして召喚、そのままトークンとシンクロの流れが取れます。

 

アングマールは墓地の孵化を除外し同名サーチ、そのまま女王に繋げます。トフェニアングマールという言い回しがあるくらいには相性が良いですね。

 

ダースメタトロンは永続罠が場に残りやすく、気軽に召喚できるフィニッシャーとしての採用です。

 

ジュラゲドは女王の打点を上げる戦闘補助、またリリースなのでディアボロスの起動要因になります。デストルドーなどを採用しているので回復効果も嬉しかったり。

 

アークロードカオスソルジャーリンクメイルデーモンは打点が高く出しやすいリンク、かつディアボロとの相性が良かったので採用してます。女王から生み出すトークンを利用して簡単に出すことが出来、女王への戦闘補助にもなります。

 

クアンタムドラゴン月華竜は7シンクロの除去+テンペストビッグアイになる役割です。月華竜はビッグアイになる時に、クアンタムは対象を取らないバウンスかつリンクモンスターがいる場合にクアンタムしか殴れない効果があり、毎ターンリンクリが湧き出てくるこのデッキでは女王に攻撃が通りにくくなるなどのかなりの噛み合いがあるため採用しました。

 

ビッグアイは聖刻展開の際のリンクメイルルートで活躍します。テンペスト+月華竜でランク7になって相手のコントロールを得つつ、そのままロムルス、ビッグアイ、相手モンスターでリンクメイルデーモンまでいけます。要するに相手を除去しつつリンクメイルデーモンを出せるんですね。つよい

 

ドラゴン周りはアトゥムスからの展開札です。アトゥムスでラルバウールSS、ラルバウールで手札を捨ててデストルドー(持っている場合は聖刻など)をサーチし、そのままロムルスにLSして渓谷サーチ、渓谷でデストルドー捨ててテンペスト落とし、テンペストをリンク先にSSします。ロムルスのリンク先にSSされた時の効果でハンドのトフェニを出すことも出来、そのまま孵化やアングマール、スカルデットやリンクメイルデーモンまで繋げられます。レダメがあればもっと楽だった

 

ハーフシャットは女王に戦闘耐性を与えることはもちろん、相手に使用して女王でひたすら殴り続けるといったフィニッシャーの役割まであったため最後に入ってきました。

 

熱き決闘者たちはバック除去、戦闘補助、墓地回収全て強いウルトラカードです。湧き出たトークンを余すことなくバック除去に使え、お互いにエクストラから出たモンスターはそのターン殴れないという制約があるため高打点モンスターはもちろん、ヴァレルロードサイバースクアンタムドラゴンといった対象を取らない破壊以外の除去手段にも対応しやすくなりました。墓地回収によりアングマールHANZOを使い回すことができ、召喚権をあまり使わないこのデッキとの相性は抜群でした。

 

最後にこのデッキの総評ですが、インセクト女王とディアボロスの相性は異常ですね。殴って再度攻撃するとトークンが3000打点に化けるのは頭おかしいなあと思いました。あとクアンタムドラゴンが異常にきつい。使っても使われても本当に強いと実感しました。そういうモンスターも一切バトルさせない強制終了は本当に偉大だなあと感じましたね。高打点がポンポン並びながらも盤面コントロールする感じはやってて非常に楽しいですね。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。次回は方界降世を使ったデッキを組みたいな、と思っているのでその時はまたよろしくお願いします。では。